ブライトリング迷走

Men's EXより引用 今回の記事は、ブライトリングCEOにジョージ・カーンが就任したことによるブランドの変化と、近年のコレクションに想うことを書き連ねたい。 ブライトリングのCEOにジョージ・カーンが電撃移籍したことは大々的に取り上げられたし、皆さん…

《オーデマピゲ》新旧ムーブメント比較解析

今年のSIHHにて、オーデマピゲは新たなコレクションとともに、新たな基幹ムーブメントcal.4302を発表した。今回はcal.4302について記事にしたい。 このムーブメントの評価に関しては賛否分かれるであろう非常に興味深いムーブメントだ。オーデマピゲには3つ…

グランドセイコー SBGR053/SBGR253 徹底解析

今回は私が兼ねてから使用しているグランドセイコー メカニカルラインの《SBGR053》をご紹介したい。また、ブランド改定に伴って型番が《SBGR253》へと変更されて、文字盤からはSEIKOの文字が取り払われ、GRANDSEIKOのみが表記されるようになった。 この時計…

ジュールオーデマ エクストラシン 15180OR 徹底解析

今回はオーデマピゲのコレクションの中でもクラシックラインである《ジュールオーデマ エクストラシン》の徹底解析としたい。 オーデマピゲといえば、今やロイヤルオーク一色になりつつあるが、私は寧ろその他のコレクションにもフォーカスすべきだと感じる…

MAURON MUSY(モーロンミュジー)徹底解析

MAURON MUSY(モーロンミュジー) ご存知だろうか。 モーロンミュジーから展開される上位モデル《MM03》 私がこの時計を認知したのはつい最近のことだ。私は普段「グノシー」で様々な情報収集をしているのだが、そこで面白い記事を見つけた。それは『パッキ…

ブランド改革 グランドセイコー

大胆なブランド戦略 セラミック×チタンケースからなるGMT インターネットより引用 「最近のグランドセイコーイメージ変わったな」 最近思ったことだ。皆さんも恐らくグランドセイコーのショーケースを見て感じたことだろう。 グランドセイコー(以下:GS)は…

新生マリーン誕生

ブレゲについて語りたい 先日、銀座の時計ブティックを徘徊していた。ブランドによっては年初に発表された新作腕時計のサンプルや販売品が納品され、実物を見ることができた。タイミングに恵まれたのだろう。 2018年にブレゲはフルモデルチェンジ、2019年に…

新しい常識〜CODE11.59〜

ジュネーブサロンやバーゼルワールドで新作発表された時計が店頭で見られる時期になってきた...6月や7月はそんな時期だ。 先日、銀座のAPブティックで新作を拝見させていただいた。 新ラインとして発表されたCODE11.59だ。「Challenge(挑戦)」「Own(継承…

自動巻で最も審美的なムーブメント 《cal920》

Cal920、これこそ薄型ムーブメントの極致だ。 昨今、様々な薄型ムーブメントが開発されているが、このムーブメントも薄型界の巨匠と言えるだろう。 今回はこの【cal920】にスポットして記事にしたい。 まず、cal920とはJLCで開発された当時のキャリバーナン…

薄さは芸術

薄型ムーブメントこそ至高 機械式時計を見て、実際に腕に乗せると、尚この感情が高まる。 クォーツ腕時計が世に出て、機械式時計は大打撃を受けた。しかし、その中で機械式時計が見い出した価値が腕時計の薄型化だ。当時のクォーツ時計は分厚かったためだ。…

オーバーシーズ進化の軌跡 今後のビジョンとは

Vacheronconstantin overseasについて語りたい。 オーバーシーズの進化の軌跡についてだ。 オーバーシーズリリースは1990年代だが、その先駆けとされた【222】がリリースされたのは1977年だ。 ブランド創立222周年を記念してリリースした【222】/ 1977年発売…

VacheronConstantin《overseas》

初回は時計について話したい⌚️ 私の趣味のひとつでもある時計については今後も発信していきたい。 では、今回は私の所有している時計の紹介をしたいと思う。 VacheronConstantin overseas 型番はRef.47040、生産期間は2004年から2016年と約12年程。その割に…