パテックフィリップ

ラグジュアリースポーツウォッチの今後について

思惟の余地があるかは分からないが、最近想いを書き連ねる。今後の業界動向を含めた考察である。以降は個人的な見解であるため、あしからず。 時計業界の流行にはファッション業界のような極端なトレンド要素がなく、潮流を推察することは難しいが、業界の牽…

雲上時計の維持について

《形あるものいつか壊れる》とは、諸行無常の中の一項だが、これは本当に全てのものに当てはまり、一生モノと言われる時計であってもこれに反することはできない。しかし、延命させる為の措置としてメンテナンスがあり、時計であればオーバーホールというこ…

ラグスポ市場の飽和感

タイトルがすでに結論に至っているが、昨今のラグジュアリースポーツウォッチ市場に対しての飽和感についてエントリ。 皆さまも、そろそろ感じているのではないだろうか。昨今のラグスポ市場は非常に拡大している。筆頭はオーデマピゲのROとパテックフィリッ…

高年層時計愛好家に想う

「時計愛好家の終着点はいったい何処」 私は一時計愛好家として、時計を趣味とし、所有している時計に関しては最大限愛着を持って接している。そんな私が唯一共通の趣味で交流を図る場として、イベント会場や時計を趣味とした若年層の集まりである。私自身が…

自動巻で最も審美的なムーブメント 《cal920》

Cal920、これこそ薄型ムーブメントの極致だ。 昨今、様々な薄型ムーブメントが開発されているが、このムーブメントも薄型界の巨匠と言えるだろう。 今回はこの【cal920】にスポットして記事にしたい。 まず、cal920とはJLCで開発された当時のキャリバーナン…