ムーブメント

機械式時計における精度の重要性

cosc.swiss 出典 機械式時計に精度を求める事はナンセンスな事だろうか。現代ではクォーツで十分な精度は期待できるし、ましてやスマホであれば電波時計と同等の精度であり、日常生活においては十分過ぎる程だろう。では、現代の機械式時計における精度のア…

ここ数年のムーブメント革新について

近年著しいムーブメントの改新は、メーカーや独立時計師からすれば歓迎であり、消費者にとってもその恩恵は大きい。私が時計界隈に関心を持ち始めたのは5年程前であり、当時は時計の選択肢が限定的であった。具体的にいうと、各メーカーから多様なプロダクト…

雲上時計の維持について

《形あるものいつか壊れる》とは、諸行無常の中の一項だが、これは本当に全てのものに当てはまり、一生モノと言われる時計であってもこれに反することはできない。しかし、延命させる為の措置としてメンテナンスがあり、時計であればオーバーホールというこ…

オデュッセウスに想うこと

SJXより出典 『鉄は熱いうちに打て』ではないが、話題性が高いうちにインプレッション。なお、実機を確認しているわけではなく、web上に発信された情報から想うことを発散するため、全く需要のないエントリではあるが書き連ねる事にする。 まずは当モデルの…

【記録版】カリ・ヴティライネン氏 × 広田氏 〜ワールドウォッチフェア2019〜

三越ワールドウォッチフェアにて広田氏とカリ・ヴティライネン氏のトークショー 三越ワールドウォッチフェアにて8/24(土)に独立時計師のカリ・ヴティライネン氏とクロノス編集長広田氏の講演が行われた。 今回は、講演の内容を記録として記事に残したい。 …

《オーデマピゲ》新旧ムーブメント比較解析

今年のSIHHにて、オーデマピゲは新たなコレクションとともに、新たな基幹ムーブメントcal.4302を発表した。今回はcal.4302について記事にしたい。 このムーブメントの評価に関しては賛否分かれるであろう非常に興味深いムーブメントだ。オーデマピゲには3つ…

MAURON MUSY(モーロンミュジー)徹底解析

MAURON MUSY(モーロンミュジー) ご存知だろうか。 モーロンミュジーから展開される上位モデル《MM03》 私がこの時計を認知したのはつい最近のことだ。私は普段「グノシー」で様々な情報収集をしているのだが、そこで面白い記事を見つけた。それは『パッキ…